『乳がんと言われたら読む本』発行のお知らせ
ピンクリボンかながわ代表 土井卓子医師の著書
『乳がんと言われたら読む本』が発行されました。
長年、乳がんの患者さんたちに真摯に向き合い続けてきた
土井代表の著書です。
第1章 なぜ乳がんになる人が増えたのか?
第2章 乳がんの標準治療―手術、放射線治療、薬物療法を組み合わせて行う複合療法
第3章 乳房再建―できる限り自分らしく、違和感なく自然に生活するために
第4章 乳がん治療に必要な多面的なケア
第5章 乳房切除術後の皮膚・肌のケア―傷の手入れをすることで自分の心の傷も癒える
第6章 放射線治療による副作用とケア
第7章 化学療法による副作用とケア
第8章 乳がん術後のリンパ浮腫の予防とケア
第9章 治療中も化粧をして美しく装う
第10章 乳がん診断後の心のケア
第11章 乳がん治療中の食事とレシピ
巻末資料 全国乳がん・乳がん関連患者の会一覧
乳がんになっても自分らしく、そしてできる限り楽しく美しく生活すること、また常に新しい一歩を踏み出していく気持ちでいることが大切だと思います。本書がみなさんが治療を受けられる際の参考になれば幸いです。(まえがきより)
本書では、医療だけでなく生活、美容、おしゃれも含めて、役に立つ思われる情報をできる限りたくさん集めました。その良いと思われる方法を、1つ1つ患者さんと一緒に試し、さらにあれこれ工夫も加えてみました。・・・乳腺外来はどこも大変混んでおり、日常の外来診療では生活のケアまで手が回らないのが現状です。日々の診療時間では十分にお伝えできない細かいケアの仕方を記載しましたので、闘病生活のお役に立てば項幸甚です。
たとえ病気をしても、いつも自分らしくいきいきと生活できるよう、患者さんと医療者が一緒に努力してゆきたいものです。 土井 卓子(あとがきより)