市民公開講座「乳がん体験者からのMessage」
2009.03.20記事投稿
●2009年3月14日(土) 於:県民共済みらいホール
「乳がん検診をひろげよう!」 を目的とし、この日、市民公開講座が開催されました。主催は、神奈川県内において、乳房のX線検査・超音波検査の精度向上を目的として活動している診療放射線技師と臨床検査技師の研究会で『神奈川乳房画像研究会・神奈川乳房超音波画像研究会』。
第一部は、自らが乳がん体験者である元宝塚ジェンヌの東地美佳さんをゲストに迎え、トーク&ミニショーを中心とした催しとなり、乳がんの啓発活動としては少し変わった趣向となりました。
第二部は、やはり乳がん体験者で医師の立場から啓発活動を続けてこられた、野末悦子医師(コスモス女性クリニック院長)が、講演。自らの体験やエピソードを交え、「乳房と命を守るのはあなた自身」と、訪れた人たちに乳房の自己触診と、乳がん検診による早期発見・早期治療の大切さを訴えました。
元宝塚劇団の東地美佳さんによる華麗なショー。聖マリアンナ医科大学・川崎市立多摩病院勤務の加藤善廣画像診断部主査が中心になって、「楽しみながら乳がんの基礎知識を知ってもらいたい」と言う主旨から今回の企画となりました。
ピンクリボンかながわのブースでは、乳房モデルを使って、実際に乳房のしこりを触ってみることができます。
「まず毎月1回の自己触診と、1年に1回の乳がん検診を、一生続けるようにしましょう」と、ピンクリボンかながわの代表でもある野末医師。
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